レンタルサーバーといってもいろいろとあって、どれが良いのか悩んでいる方も多いかと思います。
また、レンタルサーバーはどういうものので、どこをチェックすれば分からない方も多いかと思います。
レンタルサーバー会社を選ぶ上でチェックする点をいくつかあげてまとめてみましたのでご参照ください。
サーバーについて
サーバーの役割と種類
まず、サーバとはどのような役割をしているかから考えていきましょう。サーバはネットワーク上で情報を発信するという大事な役割を担っています。
webサーバやメールサーバなどと呼ばれ、webサーバであればホームページのhtmファイルや画像ファイルの情報を格納し、各クライアントのIEなどのwebブラウザからアクセスがあると情報を発信しクライアントはwebブラウザで閲覧できる形になります。
メールサーバはメールを格納し、要求があると送信したり、受信したりします。
レンタルサーバーとは
サーバ自体は自分ですべて管理しようとすると大変です。
それでサーバをレンタルして借りるのが一般的です。サーバをレンタルすれば、osやプログラムのphpやmysqlデータベースのバージョンアップなどもレンタルサーバー業者がしてくれてセキュリティ面のメンテナンスをしてくれます。
レンタルサーバーは、osの種類や対応しているphpなどのプログラムやmysqlなどのデータベースの種類に違いがあります。
また、sslといって暗号化通信に対応しているかどうかによっても料金に違いが見られます。
また、容量の大きさの違いやマルチドメインに対応しているかどうか等によっても変わってきます。
レンタルサーバー選択時のチェックポイント
容量と料金の関係
容量が小さければ料金は安くなりますが、レンタルサーバーは共用(シェア)するのが一般的です。
シェアするサイトの数が増えることになりサーバー全体のアクセス数やプログラム数が多くなり動作が遅くなるなどの問題が起きるかもしれません。
マルチドメインも同じでその分共用するサイト数が多くなりますので遅くなる可能性があることを頭の片隅にいれておかなければなりません。
企業のサイトであれば、料金がかかってもある程度容量が大きく、共用数が少なそうなレンタルサーバーを選んだ方がいいでしょう。
逆に、費用を極力抑えたいということであれば、共用数が多いために他のサイトの影響等である程度遅くなるのは覚悟の上で、料金の安いプランを選ぶのもひとつの手です。
独自SSLが無料対応か
最近はセキュリティ重視でSSL化(https化)しているホームページをGoogleなどの検索エンジンも推奨しています。
高価なものでなくてもよいので、最低限のSSL化(https化)を無料で受けられるサーバーを選ぶのが良いでしょう。
CMSなどのシステムに必要な動作環境
また、WordPressなどのCMS(ホームページの管理画面)を導入したいということであれば、phpなどのプログラムやmysqlなどのデータベースが必要です。
例えば、
Wordpress5.3であればPHP バージョン7.3以上、MySQL バージョン5.6または MariaDB バージョン10.0以上のサーバーを推奨しています。(wordpressのバージョンによって、phpやmysqlの必要バージョンは異なります。)
最近では、WordPressの運用に特化したレンタルサーバーなども出てきて、動作環境を満たしているのはもちろんのこと、WordPressのサイトの高速表示や負荷に強いところをアピールするレンタルサーバーもあります。
サポート体制
上記以外にはカスタマーサービスも大事になってくるかもしれません。
サーバーに詳しくない人であれば、問題が起きた時にちょっとしたことでも電話などでサポートしてくれたりすると安心できるものです。
まとめ
レンタルサーバー会社を比較する時は、ご自身で何が必要かを考えながら、容量や価格、CMSひ必要な動作環境、サポート体制を比較検討した上で、レンタルサーバー会社を比較検討してみてください。